入社直前に会社から沢山資料が届いたと思います。その中で財形貯蓄、持株会、確定拠出年金に関する資料があったと思います。僕はその当時、これらのことに興味がなく読まずにしばらく放置していました。1年目が過ぎた今、実際どう思っているのか書きたいと思います。
1、財形貯蓄は少額でもやっておくべき
僕はお金に関することは面倒くさいながらも、とりあえず財形貯蓄だけはすることにしました。毎月10,000円、ボーナス月100,000円を給料から差し引いて貯めることにしました。財形貯蓄に使用する口座は簡単には下ろせないようになっており、いくら貯金されているのかも分からないようになっています。1年目の最初の給料から引かれていたので、毎月苦ではなかったです。むしろ、財形貯蓄分が引かれた給料が手取りだと思い込んでしまいました(笑)知らない間に無理せず貯金できることが、財形貯蓄の1番のメリットだと言えます。ただ、貯金するだけなので資産は減ることも増えることもないので、これはデメリットだと思います。
2、持株会は新興企業で成長が見込めるならするべき
持株会は自社の株を毎月一定額買うことです。基本株を買う時は100株単位で買わなければならないが、持株は自分で決めた一定金額を毎月買うことができます。また、一定金額の5〜10%分は株を無料で得ることができます。毎月10,000円株を買うと1,000円分は会社からもらえ、合計11,000円分の株を保有することになります。持株会の詳細は会社によっては異なりますが、これは大きなメリットだと思います。ただ、業績が落ちれば株価は下がりますので、保有した株が買値より売値の方が低くなるリスクもあります。また、100株単位でしか売ることができないので、お金が欲しい時に回収できないこともデメリットであると思います。新興企業で成長が見込めるなら、まずやっておいて損はないでしょう。
3、確定拠出年金はお金に余裕が有ればやるべき
確定拠出年金は英語表記「Defined Contribution」でDCプランとも言われています。簡単に言えば、企業が毎月年金口座に拠出(積み立て)をしてくれることです。企業年金がある場合は、月額27,500円積み立てることができ、このお金には税金が掛からないことがメリットだと言えます。ただ、これも株式投資と同じで、プロに投資信託をし、任せることになるのでリスクがないとは言い切れません。買値より売値の方が下がる可能性あると言うことです。1番のデメリットは定年退職(60歳)までお金を下ろすことができないことです。本当に欲しい時に下ろせないのは困ると思うので、お金に余裕がない時はお勧めしません。
まとめ 社会人1年目ならとりあえず財形貯蓄
社会人1年目はなんだかんだお金を沢山使うと思います。親から借りた卒業旅行の借金を返したり、引越しの準備金、スーツや鞄の購入など、お金が掛かると思います。1年目は無理をせず、財形貯蓄から始めて、浪費癖がつかないよう貯蓄をすることをお勧めします。
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